○幅広い知識が必要
○実際に自分が感じる生きた学問が必要
私は、学生当時にコンサルタントという仕事を知って、その入口として中小企業診断士という資格を勉強しました。
何度か受験しましたが、結局不合格のまま終わりましたが、経営について幅広く勉強したことを今でも覚えています。
経営というのは複雑に絡み合った糸をほどくようなもので、お金のこと、人のこと、売上アップのこと、法律のことなど、複数要素が常に絡み合います。
幅広い知識が必要ですが、実際に生きた学問というのはもっと必要と思います。
例えば、中小企業診断士の財務の勉強で、飲食店の原価率は30%が望ましい、FLは70%が望ましいと言われても、正直ピンときてませんでした。
しかし、実際に自分が経営をしてみて、なるほどーそういうことかって分かるんですよね。
すべての事業を経験することは不可能ですが、自分が実際に何か製造販売をして、お金、人、いろいろなことを経験して、知識と照らし合わせると生きた知識になると思います。
それは経営をしなくても、自分が経営者感覚をもってお金にシビアに取り組んでみればわかると思います。