○お客として疑似体験を増やす
○問題の本質を見るようにする
お客様は様々な課題を抱えており、その課題の解決策を提案していくのがコンサルタント。
常に柔軟に、どんな問題にも解決策を生み出せるような発想力を高めるためのトレーニングが必要です。
私は、中小企業のコンサルティングを行っておりますので、普段や休みの日にも様々な店舗などに行って、消費者としてそのお店を見て、課題を連想したりしています。
そして、実際の経営者やスタッフの方と話す際に、ヒヤリングして消費者の気持ちと突き合わせを行っていきます。
お客様の立場で考えるには、自分がお客になってみること、そしてお客になった時に感じることをきちんと蓄積していくことが大事と思います。
ほかにも、いろいろなジャンルの本を読んだり、いろんな人の話を聞いて、疑似体験を増やしていくことも大事です。
物事は、一面ではなく常に多角的で、問題も多角的に広がっていきます。
たとえば、掃除ができない人は、掃除のやり方がわからないのではなく、掃除をしようと思う意欲がわかないわけで、その意欲がわかないのは家族との関係によるものか、生きるモチベーションがないからかもしれません。その問題の本質を掘り下げていったときに、本質的な課題が見えてきます。
とにかく自分の体験を増やしたり、自分が体験できないことは本を読んだり、人に聞くなどして体験量を増やしていくことが重要に思います。